Special
恋する力
*
次の日、私はいつもと同じように大学にいた。
でも、講義に集中なんかできる筈もなく座席について、ぼーっと鳴らない携帯を見てるだけ。
そしていつの間にか休み時間。それの繰り返し。
―――昨日。
自宅についてから勿論レンに真っ先に連絡した。
電話は勇気がないからお礼と自分の番号をメールで。
そしたら待っても待っても返事はなかった。
あー…
やっぱり無謀なのかな。
机に顔をつけて項垂れた。
目を閉じると昨日のことを鮮明に思い出せる。
夜の世界にいた貴方。そこで少しの時間を共有したこと。
それは近い将来、夢だったような記憶になるのかな…
目を閉じたままそんなことを考えていたときに、なんだか周りが騒がしくて、顔を上げた。
次の日、私はいつもと同じように大学にいた。
でも、講義に集中なんかできる筈もなく座席について、ぼーっと鳴らない携帯を見てるだけ。
そしていつの間にか休み時間。それの繰り返し。
―――昨日。
自宅についてから勿論レンに真っ先に連絡した。
電話は勇気がないからお礼と自分の番号をメールで。
そしたら待っても待っても返事はなかった。
あー…
やっぱり無謀なのかな。
机に顔をつけて項垂れた。
目を閉じると昨日のことを鮮明に思い出せる。
夜の世界にいた貴方。そこで少しの時間を共有したこと。
それは近い将来、夢だったような記憶になるのかな…
目を閉じたままそんなことを考えていたときに、なんだか周りが騒がしくて、顔を上げた。