‥-Endless Song-‥
俺たちはこの学校の、遅刻・サボりの常習犯。
おまけに音楽室は
別館の四階にある。
完全に遅刻決定。
と心の中で分かっていたにも関わらず、俺らは音楽の用意を手に引っさげ、音楽室にバタバタと走っていった。
やっと音楽室の前まで来て、ハアハア言わせながら
ゆっくりと音楽室の扉を開けた。
先生は一応いたのだが、今日は代理で若い先生が入ったらしく教室はざわついていて、俺たちが遅れて入ったのには、どうやら気付いていないみたいだ。
連れは全員着席し、最後に俺が扉を閉めて中に入ろうとした瞬間。