わたし、すきなひとができました。



帰り道に海音と2人でじゃれあいながら帰る。

わたしにとっては、凄い大切で大好きな時間!


「心、新しいクラスどう?やってけそう?」

「うん!雛子とかはるごんがいるから何とかなりそう!」

「そっか!よかったね!」

「うん!海音はどう?平気?」

「いやぁ、周り知らない子ばっかだったけど、何とかなるもんだね!」

「って事は…」

「大丈夫だよ、安心して?」

「よかったぁー!」


海音とわたしは、去年ずーっと一緒にいたから…クラスが離れるって事が不安で仕方なかった。


だけど、わたしも海音も大丈夫そうで安心した。


「心、アイス食べてかない?」

「食べるーっ♪」


さりげない気遣いが出来るのも、海音のいい所。

海音の新しいクラスメイトがそういういい所を見つけてくれたらいいな。


「迷うぅ…」

「心早くー」

「でも…抹茶にするか、桃にするかは迷い所だよ!?」

「何でもいいから早くしてよー」


海音に呆れられながらも決められないわたし。

優柔不断な所、直さなきゃなーとは思ってるんだけどね。


「んー…よし、決めた!抹茶!」

散々迷ってやっと決めた抹茶味。


美味しそう…♪

「「いただきまーす!」」



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