after



―――びっくぅ!

おっおお、っ起きてた!?

「あのっそのえっと・・・っ」

あたしがおろおろと
寝っ転がりながらうろたえてると

「あんた何年?」

と、
美少年様の口が動いた。

「いっ1年です・・・っ」

「ふーん」

もぞもぞとあたしは
美少年様に向けていた顔を逸らし
同時に布団に深く潜る。

「ねぇ、」

と、
不意にあたしの被っていた布団が
宙に舞う。

「ガッコーサボんね?」

「・・・え・・・・・・」

あたしの布団は
美少年様の手にあった。

のそのそと布団に入った所為か
スカートが少し捲れていた。

「・・・っ!!」

ばっとスカートを直し
ベッドの上に正座した。

羞恥心に
小刻みながらも震え、
あたしは驚愕やら罪悪感やら
羞恥やらで埋め尽くされた。



ーーーっ何?

このアウトローな喜怒哀楽―――


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