わたしの彼氏は芸能人。
優真くんの布団に横に寝転んで、
抱きしめてくれていた。
病院だと、周りの目が気になっていたけど…家だから満足するまで優真くんの隣にいることができる。
突然寝室のドアが開き、
寝室に明かりが差し込んだ。
明かりの元を見ると優真くんのママが立っていた。
「優真、大樹が帰ってくるから帰るね」
「了解」
「結菜ちゃんよろしくね」
『はーい』
私から見れば優真くんのお母さんとの関係は“おばさん”。
けど、“おばさん”と呼べず自分の母親のように“ママ”と呼んでしまう。
どこか優真くんと似ていて…
引きつけられるところがある。