わたしの彼氏は芸能人。
ご機嫌で食べるパスタはホッペタが落ちるほど美味しかった。
私も単純。
すっかりご機嫌だった。
優真くんが見せてくる笑顔が愛しくて…思わずキスをしてしまいそうだった。
…しないけど、
「また来ような」
『うん。』
少しゆっくりした後お金を払って家に帰った。
…といっても優真くん家。
一緒に同じ家に帰るのは新婚さん気分だ。
『ただいまぁ』
「ただいま」
私はリビングに直行。
優真くんは風呂に直行。
“一緒に入ろう”
と、誘われたが、やんわりと断らせて頂いた。