最後の恋なら




「はぁ〜疲れたー」


ぐったりとする俺



「大丈夫?」


ニヤッとしながら顔を覗かせる茉愛菜さん



「大丈夫じゃないですよー
こんな時にまで茉愛菜さんに頼っちゃって」



スポッチャなんだからそこは男を見せるとこだよなー



いきなりローラースケートだもんなー



「まあ尚志らしくていいんじゃない?」


また変な気使われたー!




「でもね」




「ん?」




茉愛菜さんは少し俯いて笑みを見せる



「今日だけは私は尚志に頼るから
よろしくね」





「は、はい」




俺が茉愛菜さんに頼られてる…!?



結構嬉しいことだぞ?



「頼むよ〜!尚志!」


「任せてください!」






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