最後の恋なら




中に入ると



やっぱり女の子なんだなーっていう部屋だった



まず全身鏡があるのと

メイク台やぬいぐるみなどがある



カーテンもドットの可愛らしいやつ



カーペットだってピンク色だった




女子力たけー!!!



「おーい?人の部屋じろじろ見ないでくださーい」


茉愛菜さんが俺の目に手をあてる



そ、そんなじろじろ見てねーしー!



美羽の部屋もすんげー女の子だったしー!




でも正直大人の女の部屋だなこれ



「疲れたねー」


そう言って茉愛菜さんは床に倒れこむ



「いつもお疲れ様です!」


「ほんとだよマッサージでもしてほしいくらい」


そして茉愛菜さんはうつ伏せになる



「ほんとマッサージしてほしいですよねーあー疲れたー!」



俺も茉愛菜さんの隣で横になる



「あ、マッサージしてくれーって振りだったのに」


「そんな、茉愛菜さんよりは働いてないですけど
俺も疲れて眠いんですよー」




「んじゃ夜まで一緒に寝る?」



茉愛菜さんが言うと



俺はまた少しドキッとしてしまう




「一緒にってなんですか?」


「ふふっこういうこと!」



茉愛菜さんはそばにあった毛布を取り出し


俺の背中を敷き布団のようにする





ちょ!



「重いですよ!」


俺は背中に居る茉愛菜さんを離した


「重いって失礼!私重くない!」


「背中に乗られたら重いんですー!」




しかもそれ美羽とよくやってるやつだから勘弁してほしい




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