最後の恋なら




「はあ〜」



茉愛菜さんがため息をつく



「そんなため息吐いてたら
幸せ逃げちゃいますよー?」




俺は気まずくならないようにいつも通りに茉愛菜さんをおちょくる



「うるさいな!誰がそうさせたの!?」




いや、俺なんだろうけど



仕方ないっちゃ仕方ない





そして



もうご飯の支度ができたみたいだ






「はい、召し上がれ」



まだ軽く不機嫌な茉愛菜さんだが



俺の前にハンバーグとサラダとコーンスープが置かれた



「いい匂いするー
いただきます!」



「どうぞ」




ハンバーグをパクッと




!!!




これは!!




「めちゃくちゃうまいじゃないですか!!!」



お世辞抜きでめっちゃうめー!!



「ほんとにー?よかったー!」



それで茉愛菜さんも笑顔になる



サラダも



「めちゃくちゃうめーですよ!
シェフになってくれてもいい!」



「褒めすぎー嬉しいけどね」



これならご飯三杯いけるだろう!



それくらい



ハンバーグがうまい!



サラダさっぱり!



スープあったか!



星三つ!!



俺はお腹も満たされて大満足だ




「ご馳走様です!」




「あ、片しとくからそこで座ってて」


「はーい」




めっちゃうまかった…



それにかぎるな!




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