最後の恋なら
俺が小学校三年生の時
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一際目立っている人が居た
それは六年生の女だった
一年生に囲まれてめっちゃお世話している
そんな人を俺はいつも見ていた
六年生なのに大人っぽくて
でもどこか子供っぽくて
一瞬で好きになってしまう
いわゆる一目惚れだった
どうしよう
六年生は一年生のお世話をするのが学校の決まりだった
だから休み時間の時も一年生に取られた気がして
腹が立っていた
でもこんな決まりもある
六年生は色んな学年とも遊ぶ
このチャンスを使う他はなかった