最後の恋なら




例の女が現れた


今だ!



「お、おいそこの女!」



意を決して女に話しかける




「なに?」




やっと話せたことに俺は喜びを得るが




「お前、6年なんだってな」


「そうだよ」



「くたばりやがれー!」



俺はボールを思い切り顔面狙って投げた





女は叫びながら顔面でボールを受ける




「この…がきゃー!!」



「逃げろー!」




それからこの女と毎日一緒にいた




まーちゃんって呼んでるけど



そう呼ばせてるのはあいつだぞ




まーちゃんとの楽しい日々も




もうおわり





ついに卒業をしてしまうまーちゃん




だから俺は


まーちゃんと結婚しなきゃいけない




まーちゃんと結婚して



将来幸せな家族を持つんだ!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
< 165 / 187 >

この作品をシェア

pagetop