最後の恋なら
思えば美羽がいたからバイトを始めて
茉愛菜さんにも出会った
都合良すぎるかな?笑
でも美羽がいなきゃ
何も始まらなかったんだよ
知ってたけど改めて
俺は美羽が好きで
何にも変えられない
かけがえのない存在だった
「ひさ…し
これか…ら、いそが……しい?」
寂しそうな顔をする美羽
そんな美羽の頭を撫でる
「忙しくても大丈夫だよ
どんな時でも愛してるぞ」
「……愛してる」
美羽もそう言ってくれた
「俺は美羽以外じゃダメなんだ
これだけは言えるよ
ほんとに出会ってくれてありがとな」
俺は美羽の頭を自分の胸の方に持っていく
「私も…よかった
尚志との…出会いが大切なの」
普段あまり言わない美羽の言葉
俺は嬉しくてもっと一緒になりたくて
唇を重ねた