最後の恋なら





~尚志side~



背中が冷たい…


まったく、なんで水鉄砲なんて持ってんだよ



そんな愚痴を心の中でこぼしながらも


品物を前に詰めている



「紗奈ー尚志ー終わったー?」



「終わりましたよー」



遠くから茉愛菜さんが呼んでいた



俺は聞こえるように声を張って返事をしてあげる



マジで暇だな


やることないしこのまま時間経ってくれればいいかな?



と思っていたが



完全になめてた……








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