最後の恋なら





茂木とのだべりも終わり





次の日のバイト




「おはよーございまーす」



「おーおはよー尚志!
今日は忙しいよー早くして!」




朝早くから茉愛菜さんが元気に挨拶をしてくれた



そして


「尚志久しぶりーなんつって」



紗菜がいた


「おー!今日朝からか」


「眠い!姉御!寝ていい!?」


「ダメに決まってるでしょ」




久しぶりに3人が揃った



いやー懐かしいなー!


一ヶ月ぶりくらいかな?



「この3人が揃うの俺初日以来ですよ
俺もあの初日に戻って茉愛菜さんに教わろうかな」



「クビにするよ?」



「冗談です!!すみません!」




そんな冗談を言いつつ


仕事が眈々と進む



まあ日曜でも人来ないんだけどね



「姉御ー!お弁当きたよー!」


紗菜がお弁当が入ってる籠を持ってくる






「ありがとー!じゃあ紗菜が点検して尚志が並べといて」


「「はーい」」



いやー懐かしい!


ちょっとこのまま時間止まってもいいな!楽しいわ!



うきうきの俺



そんな中







お客さんが入る音がする



「いらっしゃいませー!」



俺は元気に挨拶すると




「………し
きた…よ?」



「み、美羽ー!!」



俺は思わず叫んでしまう





うおー!来てくれたのか!


嬉しいことしてくれるなこいつ!




「え!なに!尚志の彼女!?」


紗菜も野次馬のようだ







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