『大切なもの…。』

わがまま…。

この日を境に、

私の『心』はブレーキが効かなくなった。


彼は、会うたびにギュッと抱きしめてくれ、
キスをしてくれた。


私との時間を何度もつくってくれた。

私に対して素直に気持ちをぶつけてくれた。


彼は、

やきもちを妬くことで、
私のことを何でも知りたいという姿勢で、

私への気持ちを表現しときに細かい彼の束縛に衝突も
重なった。


でも、本当は『心』がめちゃくちゃ喜んでいた。


今まで、こんなに一生懸命、自分の気持ちをぶつけて
くれる人がいなかったからだ。


彼の“好き”を感じる度に涙した。


そして、完全に私は贅沢でわがままな女になったのだった。