後ろ姿に恋してる
2
貴亮side
遥香が怖がった。
2人で居るときも余り喋らなくなった。
「………ハル」
「…なに?」
ワンテンポ遅れて返ってくる声。
「でかける?」
「…ううん
今は気分が悪いから」
「…そっか」
沈黙が続いて息苦しい。
空いた手でユイを撫でた。
コロリと転がって擦りよってくるユイに、癒されていると左肩に何かが乗った。
遥香が怖がった。
2人で居るときも余り喋らなくなった。
「………ハル」
「…なに?」
ワンテンポ遅れて返ってくる声。
「でかける?」
「…ううん
今は気分が悪いから」
「…そっか」
沈黙が続いて息苦しい。
空いた手でユイを撫でた。
コロリと転がって擦りよってくるユイに、癒されていると左肩に何かが乗った。