後ろ姿に恋してる
2
貴亮side
「んー…、今何時?」
のそのそと視線を時計に向ければ視界がぼやけて見えない。
「メガネ…」
ナイトテーブルの上のメガネを手に取りかけると次の瞬間には視界がクリアになっていた。
「15時32分……」
しまった、寝過ぎた。
起きようと手をつけば柔らかい感触に触れた。
「………脚……?」
何でって……あぁ、遥香か。
遥香の脚、しかも太もも部分に手をついてしまった。
「幸せそうに寝てるな」
ベッドの背もたれに体を預けて、規則正しい寝息をたてている。
そんな遥香を眺めていると、何だか胸が暖かくなるような感じがした。
「んー…、今何時?」
のそのそと視線を時計に向ければ視界がぼやけて見えない。
「メガネ…」
ナイトテーブルの上のメガネを手に取りかけると次の瞬間には視界がクリアになっていた。
「15時32分……」
しまった、寝過ぎた。
起きようと手をつけば柔らかい感触に触れた。
「………脚……?」
何でって……あぁ、遥香か。
遥香の脚、しかも太もも部分に手をついてしまった。
「幸せそうに寝てるな」
ベッドの背もたれに体を預けて、規則正しい寝息をたてている。
そんな遥香を眺めていると、何だか胸が暖かくなるような感じがした。