後ろ姿に恋してる
第4章 それぞれの道を
1
貴side
「ん……」
くぁっと零した欠伸。
目覚めは上々。
「はよっす…ゆい」
「にゃあん」
ちりりん…と鳴った鈴にユイが近くにいることが分かる。
「なぁん」
じゃれるように額を顔に擦り付けてくるユイを持ち上げた。
「飯、食おっか」
「なぁん」
尻尾を一振りして、ユイは欠伸をこぼす。そんなユイに軽く笑ってからベッドを降りた。
「何食おっかな」
キッチンに向かう途中風が吹いたのに気がつく。
「ん……」
くぁっと零した欠伸。
目覚めは上々。
「はよっす…ゆい」
「にゃあん」
ちりりん…と鳴った鈴にユイが近くにいることが分かる。
「なぁん」
じゃれるように額を顔に擦り付けてくるユイを持ち上げた。
「飯、食おっか」
「なぁん」
尻尾を一振りして、ユイは欠伸をこぼす。そんなユイに軽く笑ってからベッドを降りた。
「何食おっかな」
キッチンに向かう途中風が吹いたのに気がつく。