後ろ姿に恋してる



「雑誌、見たよ。綺麗だった」

「……まだまだだけどね」

本当にそう思う。
でも、今までみたいにふらふらしたい訳じゃ無い。

夢も見つかってる。

でも、そう言ってもらえると嬉しい。
これで良いのかって悩んでたから。

「貴亮なら気に入るよ」

きっと貴亮なら、驚くだろうけど。

あたしがそれを選んだ理由を汲み取ってくれるよね?


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