とあるSWEETな日常。
「ケーキがとても好評でして、こちらの店にも提供することが決まっています。
カイさんのご機嫌を損ねてしまったようなので是非、よかったら貸し切りにしてパーティーを開くことも可能ですのでご利用ください」



そう言ってスイーツがずらりと並んだパンフレットを渡すと、
それを見たカイにはようやく笑顔が戻り、俺達もほっと胸を撫で下ろしたのだった。



さて……

あとの問題は雅をどうお仕置きしてやるか、だな。


会議室を出て歩きながらも雅はペコペコと頭を下げ続ける。



「あ、あああの~…本っ当にすみませんでした、部長っ!!」


「………」


「もーそんなに怒らなくたっていいじゃない!
可愛いじゃないの、これ」



かわいかねーよ、博子!!


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