小説座談会~作者と登場人物が会話したら~
作者「さあ、今夜も始まりました。『お勝手ですYO!』。MCは私、伊泉ミズカです」
友衣「あのう、タイトルですが某番組を意識していませんか?」
作者「気のせいです」
友衣「伊泉さん。今日のゲストはワイルドで気さくな戦国武将ですよ」
作者「ほう。まさにストライクゾーンですな」
友衣「はあ」
左近「皆さんこんばんは。あなたの左近です」
作者「まあ、なんと逞しいお人。友衣さん、この人寝取っていいですか?」
友衣「寝取ったら折檻です。さて、今日のメニューはなんでしょうか?」
作者「カレーです」
友衣「え、和食じゃないんですか?」
左近「ところでかれえってなんですか?」
作者「インド…いや、天竺の料理です。では材料を切りましょう。今日は伊泉流でいきます。皮をむいたにんじんは乱切り、玉ねぎは5ミリ幅に、ピーマンはさいの目にします」
左近「う、料理ってあまりしたことないんですよね」
作者「私も実はあまり。根性で乗り切りましょう」
友衣「ではここで、ゲストのプロフィールを。左近さんは最初、筒井家に仕えます。しかしその後、筒井家を離れて牢人として過ごしました。そんな折、石田三成さんに大いなる禄高を持って迎え入れられます。石田さんとの関係は15年、関ヶ原の戦いで敗北するまで続き、固い絆で結ばれていました」
作者「はあ、固い絆。なんかいい話ですね」
左近「殿は秀才ですが不器用で。俺がついてなきゃダメだと思って」
友衣「あらま」
作者「わあ、なんかプロポーズみたい」
左近「ぷろぽおず?」
作者「求婚ってことです」
左近「バ、バカ言わないで下さいよ。俺には友衣さんがいるんですから」
友衣「まあ。嬉しい…」
作者「ごちそうさまです」
左近「え、何も食べてないじゃないですか」
作者「うーん、そういうことじゃないんですがね。さて、じゃがいもは皮をむき、芽を取ったら適度な大きさに、なすはヘタを取り、縦に切ったら横にして5ミリ幅に切ります。これらはアクを抜くため、それぞれ別の容器に入れ、水にさらしておきましょう。…っておいおい、左近さん」
友衣「あのう、タイトルですが某番組を意識していませんか?」
作者「気のせいです」
友衣「伊泉さん。今日のゲストはワイルドで気さくな戦国武将ですよ」
作者「ほう。まさにストライクゾーンですな」
友衣「はあ」
左近「皆さんこんばんは。あなたの左近です」
作者「まあ、なんと逞しいお人。友衣さん、この人寝取っていいですか?」
友衣「寝取ったら折檻です。さて、今日のメニューはなんでしょうか?」
作者「カレーです」
友衣「え、和食じゃないんですか?」
左近「ところでかれえってなんですか?」
作者「インド…いや、天竺の料理です。では材料を切りましょう。今日は伊泉流でいきます。皮をむいたにんじんは乱切り、玉ねぎは5ミリ幅に、ピーマンはさいの目にします」
左近「う、料理ってあまりしたことないんですよね」
作者「私も実はあまり。根性で乗り切りましょう」
友衣「ではここで、ゲストのプロフィールを。左近さんは最初、筒井家に仕えます。しかしその後、筒井家を離れて牢人として過ごしました。そんな折、石田三成さんに大いなる禄高を持って迎え入れられます。石田さんとの関係は15年、関ヶ原の戦いで敗北するまで続き、固い絆で結ばれていました」
作者「はあ、固い絆。なんかいい話ですね」
左近「殿は秀才ですが不器用で。俺がついてなきゃダメだと思って」
友衣「あらま」
作者「わあ、なんかプロポーズみたい」
左近「ぷろぽおず?」
作者「求婚ってことです」
左近「バ、バカ言わないで下さいよ。俺には友衣さんがいるんですから」
友衣「まあ。嬉しい…」
作者「ごちそうさまです」
左近「え、何も食べてないじゃないですか」
作者「うーん、そういうことじゃないんですがね。さて、じゃがいもは皮をむき、芽を取ったら適度な大きさに、なすはヘタを取り、縦に切ったら横にして5ミリ幅に切ります。これらはアクを抜くため、それぞれ別の容器に入れ、水にさらしておきましょう。…っておいおい、左近さん」