いちごあめ
−初恋−
ジリリリ‥‥‥‥‥

朝。うるさい目覚ましの音が部屋中になり響く‥‥‥‥

「‥‥み‥‥‥まみ‥‥」

あー誰かがアタシを呼んでる‥‥‥。
起きなきゃ‥‥‥でもダメ‥‥

「もー少しだけぇ〜。」
「‥‥‥‥」
バシンっ!!
変な音がした瞬間、額にジーンとした痛みが‥‥

「いったぁ!!」
涙目の目開けるとそこには‥‥

鬼の顔をした、お母さんが座っていた。

「お母さん!何すんの!!」
「何すんの!じゃないわよ!」
それだけ言うとお母さんは時計を指さして部屋からでていってしまった。

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