いちごあめ
アタシはお母さんが指さした時計をみた‥‥

「‥‥‥!!」
やばいやばいやばい!!
「やばいぃ!!」

遅刻しちゃうよぉ!!
アタシは着ていたパジャマを脱ぎ捨て、ハンガーにかけてある
制服を大急ぎで着た。

洗面所にいきボサボサの髪の毛にブラシを通し‥‥
リビングにいって置いてあった
食パンを口にくわえ、弁当と鞄を持って家をでた。

走って走って‥‥‥
「ついたぁ!!‥‥電車は!?
いってないの!?」
キョロキョロと周りを見渡すと‥‥‥
あった‥‥
「よかったぁ‥‥!!」
子供みたいに大声をだしてはしゃいでいるアタシをみて、
クスクスと多くの人が笑ってる‥‥‥
‥‥‥‥ハズイ

アタシの顔がいっきに赤くなるのが分かる‥‥

アタシは赤くなった顔を押さえながら電車に乗り込んだ。
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