舞蝶-華虎*守りたいもの*
このままだと華虎が来てしまうかも知れない。
席が近いから明日会うかもしれない、だけど今は……逃げよう。
屋上は開いていて、風通しがいいようになっている。
しかし、怪しい奴らがうじゃうじゃいる。
一番怪しいといえばコイツだ。
髪型とか髪型とかがね。
なんだアイツ赤い髪してやがる。
トマトと悩んだけどリンゴちゃんにしよう。
こんな厳ついんだ名前くらい可愛くしてやろう。
えーーっと。名前読んでみよう。
「リンゴちゃーん」
「あ"?」
うわ。見た目通りだ。
「華虎さん達ですか?」
「だったらなんだオラ?」
さ、い、あ、く
今日の占いはきっと12位だったと思う。
良いことが今日あった気がしない。
「誰だコイツ」
見るからに厳ついイケメンさんが……
「名前聞いてもいいですか?」
「蓮だ」
知り合いに似すぎるコイツが、本物の私の知り合いなら良かったのに。
席が近いから明日会うかもしれない、だけど今は……逃げよう。
屋上は開いていて、風通しがいいようになっている。
しかし、怪しい奴らがうじゃうじゃいる。
一番怪しいといえばコイツだ。
髪型とか髪型とかがね。
なんだアイツ赤い髪してやがる。
トマトと悩んだけどリンゴちゃんにしよう。
こんな厳ついんだ名前くらい可愛くしてやろう。
えーーっと。名前読んでみよう。
「リンゴちゃーん」
「あ"?」
うわ。見た目通りだ。
「華虎さん達ですか?」
「だったらなんだオラ?」
さ、い、あ、く
今日の占いはきっと12位だったと思う。
良いことが今日あった気がしない。
「誰だコイツ」
見るからに厳ついイケメンさんが……
「名前聞いてもいいですか?」
「蓮だ」
知り合いに似すぎるコイツが、本物の私の知り合いなら良かったのに。