舞蝶-華虎*守りたいもの*
「えーっと椎架サン。苗字は?」

「宮田だけど」

ミヤタシイカ
私がこの世で一番会いたかった男。
関係は今は言わないが私の中で大事な存在だ。

今隣にいるこの男がたまらなく愛しい。
今すぐ抱きしめて、もう二度と離したくない。

「椎架が3代目、総長な…の?」

「弱そうとか思ってんじゃねーよ」

「雅斗全部知ってて選びやがったな」

アイツは私と椎架の関係を知っている。
だからたぶん椎架に任せたんだと思う。
私も椎架を信頼しているから。

「雅斗さんを呼び捨てとはいい根性してんじゃねーか」

椎架が今にも殴りかかってきそうだ。
それを可憐にスルーし、

「君誰?」
近くにいたクールな男に喋りかけてみた。


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