まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
「…ったく、お前ってやつは…。」
恥ずかしそうに言う先輩が愛しくて。
電車に乗って目的地に着いても先輩以外目に入っていなかった。
「…なぎさ?
入るぞ。」
…え、着いたの?
って、、、え?
は、えちょ、なん゛?!←
まさか先輩……
「勘違いするな、泊まるわけじゃない。」
ででででも………
今2人が入ろうとしているのは間違いなくホテルで。
しかも、ここらへんでは有名な高級ホテル。
な、な、なんでー!?
頭が真っ白になったまま先輩に連れられて入ったロビー。
てかあたし達制服じゃぁん!!
めっちゃ場違いじゃん!!
そんなことは気にもせず受付をし終えてまた歩き出す先輩。
なんで初デートがここ…?