まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
「食べ、ないんですか?
甘いもの嫌い?」
「あー…いいや。」
じゃぁなんで?
「お前が喜んでくれるか緊張して。
今朝から食欲が無かった…」
うぅー…
先輩、先輩。
好きがすごく伝わってくる。
サプライズとか慣れてない先輩が一生懸命考えてくれたんでしょ?
その気持ちだけで十分だったのに。
でも!
こんな美味しそうなケーキ1人で食べるのも…
あぁ!
じゃあ強制と言うことで!
「先輩っ
あーん♪」
先輩の分のケーキを切り分けてフォークを差し出す。
食べれないんなら、
食べさせてあげよっ(笑)
「…は!?
い、いい!
自分で食うから!」
焦ってる先輩珍しいなぁー。
なぎさは満面の笑みで要を見つめる。
こうなったら
絶対食べてもらわなくちゃね♪