まっすぐなキミにまっすぐな愛を。





「なぎさがどれだけ…

どれだけつらかったかわかるかよ!?


確かに俺だって何も助けてやれなかった、
何年も会話もしてねぇけど…!


結局お前らがなぎさを追いつめてんだよ、

自分達に被害があったら昔忘れて手のひら返したように他人面、挙げ句の果てに「幸せになっちゃいけない?」


…ふざけんな、今まで黙ってたけど、もー我慢出来ない。

今すぐなぎちゃんに謝れよ。」







頭殴られたみたいだった。




気づかないふりしてた事実を突きつけられて、





自分がどれだけ醜くてズルいか…




鏡に写されて見せつけられたよう。








なぎさちゃん、ごめんなさい。





今更どんな顔してあなたに向き合ったらいいのかわからないけど。










今までの償い、させてもらえますか。










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