まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
なぎちゃんにそんな態度をとる両親を見たくなくて
日に日に色んなやつと夜遅くまでつるむようになり。
女の子と過ごす夜も増えた。
家では情けない俺はなぎちゃんに何一つ声を書けてやれなくて。
そんな俺は、高校で恋をした。
同じクラスの佐友紀。
初めて本気で好きになった女。
もう…遊ぶのはやめようって、素直にそう思えた。
佐友紀と付き合うようになり、なぎちゃんのことを話したことがある。
全部話し終えたら、殴られたけど。