まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
今、あたしの過去、っていった?
な、なんで玲佳先輩が…。
「立石くんと、涼雅くんのとこに言ったの。
過去は話して貰えなかったけど、3年前の新聞を探せって…。
それから2人でずっと探しっぱなしよ。」
え、か…立石先輩も、、、?
なんで?
なんであたしの過去?
嫌いになったんじゃないの?
「学校終わったら徹夜で。
今日なんて行く気もしなくて…
で、今朝、見つけたの。
12月12日の新聞。」
…あぁ、知られちゃったんだ。
あの悪夢のような事件。
どう思ったんだろう?
軽蔑された?
もう何も喋る気もしなくて、ただ玲佳先輩の話を聞いていた。
「だから…2人で、きた。」