まっすぐなキミにまっすぐな愛を。


なぎside





プロポーズともとれるその言葉。






結婚なんて意識したこと無かったけど…






こんなにあたしを愛してくれる。




深い愛情で受け止めてくれる。






こんな人、先輩しかいない。




だから…





「当たり前です…


離しても、逃がしませんからね。」







あたしだって、精一杯先輩を愛そう。











初恋の人。




他の恋愛はあたし達には必要ない。









一生先輩だけで良い。






そんなの…当たり前でしょ?








「なぎ…敬語、あと要。」






やっぱり拗ねたようにいう先輩は可愛い。





…頑張ろうかな。先輩のためなら。







「一生、好き。…要。」











だって、先輩の速い鼓動を感じるもん。






全部、愛しい。


好き。







< 207 / 387 >

この作品をシェア

pagetop