まっすぐなキミにまっすぐな愛を。

｢なんでそーなんの…？｣



｢だって。
あんなの本音じゃないのわかってるし。

ただムカついたから、懲らしめよう！って(笑)｣




…大丈夫かな、麻美。


あたしには理解出来ませーん。



…ん？でも…。



思い返せば涼ちゃんのせいか…。



しかも命令口調だったし…。



はっきり言い返さないし…。




あれ？なんかムカついてきた。




っていうか、あんまりしんみりしたの



あたしららしくないしね。






｢よーっし！麻美！

涼ちゃんをぎゃふんと言わせよう！｣




｢言い方古ー…(笑)｣



｢は？｣




まぁ麻美は置いといて。




結局午前中の授業はサボって作戦会議。





ごめんね、先輩。



心配してくれたのにこんなことで。




ま、暗いよりはいいよね。





どうせ笑い話になるんだから。