まっすぐなキミにまっすぐな愛を。




「はぁ…ご飯作らなきゃ。

面倒くさいなぁー。」



帰って着替えた瞬間ダイブしたベッドでため息を1つ。



「今日コンビニにしちゃおーかな…。」



「いや、でもな…栄養偏るし」





って1人ごとたくさん言ってるあたしって変!?


悲しい!?



「ぁあー…大丈夫か、あたし。

ってまた声に出しちゃったぁ…。」




完全に終わってるわ、あたし。



あはは…笑い事なのか、これは。



昔から使ってる抱き枕をギュッと抱きしめる。


ピンクの地に白い星がたくさんプリントしてある子供サイズのこれは

1人で寝れないあたしにお母さんが作ってくれたモノだった。



お気に入りで、小3から7年経つ今でも愛用している抱き枕はクタクタだけど

捨てる気にもならない。



もはや生活の一部だった。





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