まっすぐなキミにまっすぐな愛を。



たくさんの涙を受け止めてきてくれた抱き枕。


抱きしめると安心する。



あぁ…あたし

ここにいるんだって思えるから。



「あぁ…立石先輩どうしよ…。」



あ、要先輩だっけ。

そんな恥ずかしいの口に出せないし…。



そりゃ先輩はカッコいい。

男らしくてまっすぐで
すごく尊敬してる。


でも、正直先輩を

恋愛対象に見た事なんて無かった。



というか、
こんな身なりをしてるあたしだけど

初恋はまだだったから
好きって気持ちがよくわかんない。




「まぁ…それどころじゃ無かったしなぁ…。」



やっと高校生だもんね…。

楽しまなきゃ、ね。




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