まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
とりあえず田辺皐月には教室に帰って貰って、先輩と2人きり。
あーぁ
田辺皐月の前ではぐっちゃった。笑
恥ずかしー…。
急にほてった顔に手をあてていると上から先輩の声が聞こえた。
「何で着いてきたんだ?」
…あ。
「いや…無理矢理?」
「あ゛?」
よく聞くなぁ、先輩の不機嫌な声!笑
可愛いけどね。
「あいつ…連れ戻す。
俺のモノに何してくれてんだ…」
案の定怒ったけど…。
「もーいいから。
あの人は。
それより…今はあたしの相手してょ…」
せっかくの2人きりだもんねー。
まだホームルームまで時間あるし。
「ねっ!
先輩、好きー…。」
立ってる先輩に座ったままのあたし。
先輩の腰に手を回してまたもや抱きついた。
くっつくの好きぃ。
「はぁ…ったく、お前は。」
そう言いながらもなでなでしてくれる。
「んー………。」
気持ちいい。
目を閉じてそのままでいると先輩はあたしのわきに手を入れて持ち上げ立ち上がらせた。