まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
意識したら身体震えてきた…
帰ろう!
一刻も早くここを立ち去らなければ!
恐る恐る一歩足を踏み出した時だった。
ざっざっざ…
なななななに…!?
お願い、間違いだと言って!
幽霊が近づいてくる音なんて聞こえないもんっ!泣
この世で一番嫌いなのは幽霊、お化けと虫と雷だ。
とくに学校のお化け屋敷に入れないほどの重傷。
そんなあたしの方に近づく得体の知れないモノ…
誰か嘘だと言ってぇぇぇっ!!
ポンっ
…現実逃避していいですか?
ていうかこれ現実なの!?
この肩に置かれた感触は…
「――ぃい゛やぁぁぁぁぁっっ!!!」