まっすぐなキミにまっすぐな愛を。






ついに好きって言ってしまったあたしにとろけるような笑顔をくれた先輩。



その顔はどんどん耳に近づいていって…




「…ひゃぁ…っ!?」







あたしの耳の中にスル…と舌を滑り込ませた。




「なっ何する…!?」





いやらしい水音がダイレクトに伝わってきて変な感覚。






身体が熱くなる…







一番イヤなのが



もっとしてほしい…って




どこかで思ってる自分。








最後にチュッと耳たぶを吸って離れた唇。






「こーいうの…嫌か?」






怪しく艶やかな笑みで聞いてくる先輩はあたしがなんて答えるかなんてわかってるはず。








「………もっと…先輩を頂戴。」











先輩の前では素直でしかいられない。









あたしの答えを聞くか聞かないか、また深い深い唇の繋がりが始まって。











しばらくして先輩が呟いた。








「…明けましておめでとう。
今年も色々…よろしく、な?」









いつもの優しい笑顔で頬にキスをしてくれた先輩にまたキスを仕返す。







「おめでとうっ!

今年も、ずーっと離さない!!」








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