まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
3学期が始まって約一週間。
何事もなく、麻美と涼ちゃんのラブラブがうざいながらも楽しく過ごしていた。
弗宇田くんも相変わらず面白いし、皐月も今ではふざけあう仲。
あたしの方が強いけどね。
「なぎさー、このコートは?」
「…うん!可愛い!」
麻美もあたしもお洋服が大好き。
今日は駅前で麻美とお買い物中。
先輩は明日の土曜日に後輩だけの試合があるとかで、張り切って部活に行ったから…
邪魔しちゃ悪いかなぁと思って待つのは辞めた。
最近は先輩の練習姿毎日見てたからなー。
マネージャーの美優先輩だっけ?
あの人は野球部を辞めたから余計に嬉しい。
「買っちゃったねー。」
「バイトでもしようかな。」
結局コートを含めたくさん冬物を買ってしまった。
…お金だけは元々いっぱい貰ってたからね。
でも、今日はお年玉で買ってみた。
なんだか特別な気分。
「お夕飯うちで食べる?」
「うん!なぎさの料理久しぶりー!」
「…この前弁当作ったし。」
たくさんの荷物を両手に抱えた帰り道。
たまには女の子2人もやっぱりいいねー♪