まっすぐなキミにまっすぐな愛を。





カチャリと麻美と義さんの前に紅茶を置く。



もうすぐお夕飯の時間だけど話があるみたいだからまだ作らずにいた。





話って…ナニ?





なんで…こんなに変な感じがするの?







「突然来てごめん。」





「いーえ…で、話って?」







麻美の隣に座って義さんと向き合う。




エアコンを付けた手が震えた。






別に、まだ何も悪いことなんて決まってないのに。







なんで、なんでこんなにコワイ?











「いい加減…話さないといけないと、思って…」




















次の言葉で






あたしの頭は真っ白になる。














まさか…

















「なぎさちゃんはね……



…隆平くんの娘じゃないんだよ…っ」


















……どういうこと…?



















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