まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
やっと…やっと、
なぎさが俺を頼ってくれた。
つらい時にはいつも1人で抱え込むから。
ずっと…
そんな彼女を守りたかった。
「…任せろ。
俺は…なぎのためならなんでもする。」
そう呟いて、しがみついてくるなぎさを離してソファーの正面に回り込んだ。
いつもの定位置のなぎさの隣に座って押し倒すように抱きしめる。
顔の距離は20センチ。
「松本から全部聞いた…。
お前は何も考えなくていい。」
「…ん………。
ねぇ、先輩。」
真っ赤に腫れた目で見つめてくるなぎさ。
制服から見える脚に
その熱っぽい視線に
不謹慎だけど、理性切れそうだー…
「あたしを…抱いて。」