まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
「だって…ふふっ」
ダメだ。
クスクス笑いが止まらない。
どうしたんだろ、あたし。
みんなが知らない先輩の姿みて
ちょっと嬉しくなってる。
「~~~~っ
頼むからやめてくれ…。
俺、腹減ったんだ。
早く帰るぞ。」
「は、はい…っ笑
すいません。」
深呼吸してやっと笑いが収まった。
いけない、先輩たくさん運動した後だった。
「片付けて着替えるから少し待っててくれ。」
グラウンドの段差に座り込む。
はぁ…
先輩に出来ることないかなぁ…。