まっすぐなキミにまっすぐな愛を。









階段に並んで座り深呼吸をする。





義さんが来た日から昨日までのことを、全部全部吐き出すように話した。





なんでか、麻美に聞いて欲しかったの。





ずっと支えてくれた親友だから…。





やっぱり、彼氏がいたらいいとかじゃなくて、麻美も涼ちゃんもあたしには必要だよ…。





「なんかね…っ、ごちゃごちゃになっちゃって…皐月の顔は見れないし、声聞くだけで全部考え込んじゃって…どう接したらいいかわかんないよ。

皐月は何も悪くないのに……。」






つっかえつっかえ、悩みを全てぶちまけた。






そしたら麻美に…











殴られた。










…いや、たたかれた。










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