まっすぐなキミにまっすぐな愛を。






「…あ……。」






キタ。


それだ。




またまた倒れそうになりながら自分の部屋を目指す。




…確か…机の引き出しに…





あった。





朦朧とした意識の中で紙に書かれた小さな文字を打っていく。




asakura-fe.0412@xxxx-xx-xxー…






…Fe?……まさかの、鉄ですか?



元素記号って…。





とりあえず送ろう。




ものすごくツッコミたいところは後に回すとして。




「…熱出しました。試合終わったら先輩に伝えて下さい…と。」










これでよし。











…寝よう。




頭痛い。






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