まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
俺の彼女が一番。
とある場所で
とっても変な会が開かれることになりました。
「…まだ3人かよ。」
「さっせん!あいつらもう少し早く来ると思ったんすけど…っ」
「いや、要くんは悪くないだろ。」
「親父ー、もう食べようぜー。」
何故俺はここにいる。
部屋にはなぎさの弟である皐月と龍月さん。
すると玄関のチャイムが鳴った。
…た、助かった…。
「俺出てきます。」
「お、先輩助かります!」
急いでリビングを抜けて玄関のドアを開けに向かう。
ここは田辺家。
「あ、要早いなー。」
「おじゃましまーす。」
…こいつら、全員で来やがった。
端から端まで、星名に弗宇田、なぎさの伯父さんに稀衣夜。
テツに……なぎさの担任の福原。
なんでこいつまで…?
「…あ、リビングこっち。」
なぎさと一緒によく来るからわりと慣れた家。
今は4月。春休みだ。