まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
「つーか、福原なんでいんの?」
おっまさにそれだ!
良い質問だ、皐月。
「あー…それはだな、」
「福原は玲佳の彼氏だからだよ。」
テツの一言に全員が固まる。
「「はぁぁあ゛!?」」
嘘だろ…!?確かに福原はうちの学校で一番人気のある教師だが…
ま、松崎の彼氏!?
まさかの禁断かよ!
「いやー…他のやつらに絶対言うなよ?玲が卒業したらだな…うん。」
…やるな、松崎。
「つか、要くんの彼女はなぎさちゃんだろ?稀衣夜は佐友紀ちゃん…、俺たちは嫁さん。先生はその玲佳ちゃん。あとは誰なんだ?」
義さんは俺が聞きたいことを全部聞いてくれた。
「俺は麻美っす。なぎさの親友の。」
「あっ俺は、最近彼女出来て…、同じクラスの、優美(ゆみ)です。」
…弗宇田、彼女出来たのか…。
なぎさのこと好きみたいだったし一安心か。
あいつ何気に格好いいしな。
「え、オレ彼女いないっすよー。主催者♪笑」
「それアリなの?俺はうちの学校の神田咲妃…教師ー。」
…はぁぁあ゛ぁ!?
あいつも禁断系だったのか!?
…ていうか
親友の彼女をしらなかった俺ってなんなんだ…。
地味にショックだ…。
「なるほどなー。まぁ、皐月は置いといてみんなに彼女がいても一番は俺の実里だけど♪」
「はっ!?麻美が一番っすよ!」
「いやいや、葉子だな。」
「佐友紀くらい良い女いねーし!!」
…全力で言い返す野郎達。
「……断然、なぎさですね。」
「おー、オレの姉ちゃんでしょっ!」