まっすぐなキミにまっすぐな愛を。




「全くよー、ちょっと洗濯もん出さなかったぐらいでガミガミおこんなってんだよなー。」



「あー、龍月さん。やっぱりそーなるもんすかー?麻美、今も記念日とか忘れるとうるさいんですよ。」



「なるなる、女はこえーからなぁ…。」




「飲み会で遅くなると拗ねたり。」




「咲妃の無言の威圧が一番恐いっすよ!」



「なぎさ泊まりに来た時の風呂なげーし…。」



「玲もなー、あの買い物グセがなおりゃあな…。待たされたり持たされんのはいくらなんでもキツい。」




「「「わかります!」」」






…なんなんだよ。



さっきまで自分の彼女の自慢ばっかしてたクセに…。




酒が入ると愚痴か。







みんな思い思いに自分の彼女の話をして変に共感し合っている。





これ聞いたらあいつらどんな反応するか…。





…絶対、いえない。







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