まっすぐなキミにまっすぐな愛を。



「ねぇ、あなた立石くんのこと本気で好きなの?」


…へ?



体育館裏…ではなくて
渡り廊下につき最初の一言。



…つきまとうな!

とかじゃないの…?



目の前には真剣な顔つきであたしに詰め寄る先輩方。



「え、えっと…」



「立石くんと付き合ってて

あなたが本気じゃないなら許さないわ。」



あぁ、美人さんの迫力ってすごい…って

違うっ!!



「あたし…先輩と付き合ってません…よ?」


「え…じゃあたぶらかしてるの!?」




うわぁ…

随分とヒドい言われようだなぁ…。



てかまたカーディガン忘れた!!


ダブルで寒気だ。



「いや…先輩のことは好き…です。

でも気づいたのが昨日で…。」



なんかすいませぇんっ!!




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