まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
「そんなこと言ってー。
次先輩に会った時どうするの?」
あぁ。
考えたくない…。
「どーしようね…死んじゃうかも…。」
「何で死ぬんだ?」
へ?
今のは麻美の声じゃなくて、男子。
だっ誰?
「おはよーっす。朝からなんの話してんだ?」
「あ、星名!」
「涼ちゃん!
もう、びっくりさせないでよー…」
「まー怒るなよー笑」
星名涼雅
呼び名は涼ちゃん!
涼ちゃんはあたしのお隣さん。
昔っから一緒にいたんだー。
悔しいけどイケメン。
あたしのまわりはどーしてそんな美男美女ばっかり…。
あー悲しい!
「あはっ聞いてよ星名ー」
「なんだよ」
「なぎさってばー、昨日また告白されて!
その相手がなんと…。」
ちょっ麻美!
勝手に涼ちゃんに話さないでよー!
「ちょっとま「辻、いるか?」