まっすぐなキミにまっすぐな愛を。



なぁなぎさ。


もしお前が俺のことどう思ってなくてももう無理だ。



お前と切れるなんて考えられない。



だったらお前を惚れさせるから。



好きじゃなくなった度に振り向かせるから。


頼むからいなくならないで。



俺の隣でいつも笑っててくれ。


抱きしめさせてくれ。





「チッ…いねぇ…。」



どれほど走ったがわからない。

だが2人の姿は見つからなかった。



ふとケータイを取り出すとメール受信の光が。



相手は松崎。



ーーーーーー

立石くん

さっきのがどういう理由であれ
ちゃんとなぎちゃんと話して。

さっき追いかけてこなかったよね。
やっぱり失望しました。

今日は家に連れて帰ります。
明日立石くん次第だから。

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