まっすぐなキミにまっすぐな愛を。




先輩を見ると安心したようにホッとして微笑んでた。


でも…でも

麻美…………。



あたしが先輩と付き合ってる限り

もう前みたいに戻れないの?



あたしを憎んでる…?




どうしたらいいの…。





「…なぎさ?」



「あっ…すいません、考えごとです。

それより先輩…ギュってして?

最近ご無沙汰で…
寂しいです。」



あの温もりがないと生きていけないかも。



「全く…どうしてお前はそう…。


なぎさ、おいで。」




両手を広げて優しく微笑む先輩の胸に思いきり抱きついた。



先輩 ごめんなさい

大好きです。



その想いが伝わりますように。




しっかり抱きしめ返してくれた先輩。




やっと、ちゃんとしたカップルになれたかな…?





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